炒め物や煮物、揚げ物、シンプルに塩ゆでしてマヨネーズでディップしても大変美味しく食べられるアスパラガス。
あなたはどんな食べ方が好きですか?
今回の記事は、身近な野菜の一つであるアスパラガスに着目して美味しい産地と食べ方、見分け方や旬の時期について紹介していきます。
アスパラガスの美味しい産地と食べ方
日本では北海道や長野県、佐賀県が生産量のトップを占めています。
寒暖差の激しい環境が、美味しいアスパラガスを育てるそうですよ。
ここで、JA長野のサイトで掲載している『アスパラ一本焼き』を紹介します。
その名の通り、アスパラガスをそのまま焼いて食すという何ともシンプルで贅沢な食べ方ではありませんか‼
アスパラガスの甘~い汁が口いっぱいに広がるそうです…。画像が掲載されていますが、見ただけでも美味しそうな香りが漂ってきそうでした。
これなら簡単にできますし、箸休めやお酒のお供としてもピッタリかも知れません。
見分け方と旬の時期について
〈見分け方〉
引き締まった穂先、きれいな三角形のはかま、重みもあって真っ直ぐで太い茎のものが美味しいアスパラガスです。
茎が細すぎたり、たくさん縦に筋が入っていたりしているものは鮮度が落ちている証です。
アスパラガスが手に入ったら、まず新聞紙などでくるみ保存袋に入れましょう。
そして穂先を上に立てて野菜室に保存します。
どうして立てて保存するのかというと、収穫される前の状態にするとエネルギーの消費を抑えることができるからです。
もし横にして保存しようとするものなら、縦になろうとしてエネルギーを使い始めます。
その証拠に穂先が持ち上がってしまいます。すると、形が変わってしまうだけでなく鮮度や風味も劣ってしまうので、必ず立てて保存します。
日持ちが短いので、2~3日で食べきってしまいましょう。
食べきれない場合は、軽く茹でた後に冷凍保存すると約1ヵ月もちますよ。
アスパラガスの他にもキュウリや人参、ほうれん草など上に伸びようとする野菜類も立てて保存すると、鮮度が落ちるのを抑えられ美味しく食べられますよ。
半分に切ったペットボトルや、牛乳パックなどを利用すると見た目がスッキリとした収納になりますね。
〈旬の時期〉
ここでは、私たちが目にすることの多い品種「グリーンアスパラガス」の旬の時期を紹介します。
4~6月が旬の時期で、その頃は甘みが強く、歯ごたえのある柔らかさでアスパラガスの風味を最も楽しむことができます。
春先から秋まで収穫できる野菜で、輸入されているものも合わせると通年スーパーなどで見かけることができますが、爽やかな色合いの野菜なので春先に頂き季節を感じてみてはどうでしょうか。
さいごに
南ヨーロッパが原産のアスパラガスが日本に来たのは、江戸時代の後半と言われています。
当時は観賞用として広がり、食用として栽培され始めたのは明治時代で昭和に入ってようやく食卓に上がったそうなので、食べられ始めた歴史は意外と浅いですね。
アスパラガスは、「新芽」を意味するギリシャ語やラテン語に由来しています。
まさに命の芽吹きを感じる春にふさわしい野菜ではないでしょうか?
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