ブロッコリーの栄養は茹でるよりレンジの方がいいのか。また、効果効能効率もいいのか。紹介します。
ブロッコリーは、食感も見た目も独特な野菜で、お弁当や肉料理でちょっと緑を足したいときに便利な食材です。何気なく使っていますが、実は栄養効果もしっかりある緑黄色野菜。
そんなブロッコリーのゆで時間や保存方法が気になりますね。それでは栄養価や効能と一緒に食べ方や調理法も紹介しますね。
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ブロッコリーの栄養成分は?
豊富なビタミンと豊富なミネラルを含む緑黄色野菜。
ビタミンA、B、C、Eと、中でもビタミンCはキャベツの4倍、レモンの2倍と驚異的です。
カリウム、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルに加え、お馴染みの食物繊維といった成分も含まれます。
抗酸化作用をもつスルフォラファンという成分や、アブラナ科特有の抗酸化物質も含むなど、アメリカでは健康の象徴として扱われるくらい栄養成分満載の野菜です。
ブロッコリーの栄養効果・効能は?
ブロッコリーの効果
健康効果だけでなく美容効果まで、ブロッコリーの栄養効果は多岐にわたります。
免疫力アップ、動脈硬化の予防、血圧の正常化、骨を強くし、ガンの予防にまで効果を発揮します。
胃腸を元気にし、アンチエイジングの効果は健康効果だけでなく美容効果でもあります。
美白に美肌、貧血予防やダイエットのサポートといった効果まであるようです。
ブロッコリーの効能
豊富なビタミンAとCは、粘膜の抵抗力を高めるので風邪の予防といった免疫力をアップさせてくれます。
バランスよく含まれたミネラルやビタミンは、抗酸化作用に優れたものが多く、がんや動脈硬化を予防します。
ミネラルは血圧を正常化するのをサポートし、ビタミンKとカルシウムが含まれていることで、骨からカルシウムが流れ出るのを防ぎつつ骨を丈夫にするという効能があるそうです。
スルフォラファンという物質には、活性酸素を取り除いたり、有害物質や発がん性物質を排出する働きがあるそうで、がん予防という効能まで期待できます。
抗酸化作用はアンチエイジング、メラニンの生成を防ぐビタミンC、食物繊維による便秘解消は肌トラブルからお肌を守ってくれる上に、ダイエットサポートにもなります。
ブロッコリーは鉄分や葉酸にビタミンB12といった貧血を改善する成分が含まれてるだけでなく、吸収をサポートするビタミンCが豊富に含まれるという、貧血予防に最適な食材です。
ブロッコリーの雑学
ブロッコリーを食べ過ぎると、体臭が臭くなると言われています。
コリンという成分が、体臭の元となる成分を発生させるためだそうで、匂うまでの量も個人差があるそうです。
どんな食材でも食べすぎはよくありませんが、この副作用は気をつけたいところです。
ブロッコリーは実はキャベツと同じ仲間で、元はケールという野菜を品種改良して出来た野菜だそうです。
キャベツはケールの葉部分、ブロッコリーは花部分が発達して出来たもので、緑色のフサフサした濃い部分は、花の部分ということになります。
ブロッコリーの保存方法
あまり日持ちしない食材ですから、使用する分だけを購入して早く消費してしまうほうがおすすめです。
水洗いせずポリ袋などに入れ、野菜室で保存しても2~3日ほどの保存期間と言われています。
硬めに茹でてもやはり冷蔵庫で3~4日ですから、長く持たせたい場合は冷凍保存という手もあります。
小房に分けて固めに塩ゆでし、余熱と水気をとってからポリ袋などに入れ、しっかりと空気を抜いてから冷凍します。
冷凍すれば保存期間はおよそ1ヶ月程度、固めに茹でているので使用する際には再加熱が必要となります。
美味しいブロッコリーの選び方
まずは花蕾、緑が濃いもので、先がしっかり盛り上がって粒が密集しているものを選びます。
新鮮で大ぶりな重量感のあるものが甘みが強いとされているので、茎の切り口がみずみずしく、少しでも新鮮なものを選びます。
鮮度が落ちやすい食材ですので、茎がしっかり残っているもののほうが劣化を防ぐそうです。
ブロッコリーの栄養効果の高い食べ方・調理方法は?ゆで時間も
ブロッコリーに豊富に含まれるビタミン、もれなく栄養素をとりたいところですがビタミンは熱に弱く水に溶ける性質を持っています。
生のままでは固くて食べられないブロッコリー、栄養効果の高い調理方法は「茹ですぎない」の一言です。
蒸し茹でにして時間もできるだけ短くします。
沸騰したお湯に小房に分けて入れ、強火にかけたまま蓋をして、1房あたり3分ほどが、ゆで時間の目安です。
電子レンジを使うことも加熱時間を短く、茹で過ぎを防げる方法のひとつです。←おすすめ
ビニール袋に入れ、500~600Wで3分30秒程と実に手軽でおススメです。
ブロッコリーは花蕾よりも茎の方が栄養豊富で、味もホクホクして美味しいそうです。
茎まで食べるという情報も定着してきているようで、まだというひとは試す価値ありです。
わさびと一緒に食べると、加熱によって減少してしまった抗がん効果のある酵素が復活するという技もありそうです。
わさび以外にも、クレソン、大根、キャベツといった食材でも効果が期待できるそうで、この食べ合わせは覚えておきたいですね。
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