ピザやパスタ、肉料理の付け合わせやサラダなどに登場するルッコラを買ったことがありますか?
外食で食べることはあっても、家で食べることはなかなかないのではないでしょうか?
この記事では、ルッコラの栄養素とその効能、毒性の有無や胃炎に対する効果について紹介していきます。
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ルッコラの栄養素と効能は?
緑黄色野菜の一つであるルッコラには、どんな栄養があるのでしょうか?
ビタミンK
出血時に血液を固める(かさぶた)作用と、骨を形成する働きをもっています。
ビタミンKは脂との相性が良く、一緒に摂取すると吸収率が上がります。
ルッコラをサラダとして食べる時はオイルタイプのドレッシングをかけていただきましょう。
ビタミンC
疲労回復や風邪の予防、美容効果の面で活躍することで知られているビタミンの一つですね。
それだけでなく、ビタミンCは鉄分の吸収を効率よくしてくれる栄養素の一つでもあることをご存知でしたでしょうか?
レバーに鉄分の含有量が多いと言われていますが、海苔や貝類などにもたくさんの鉄分が含まれているので、レバーが苦手という人は、魚介類と一緒にビタミンCを摂取しましょう。
葉酸
妊婦さんに絶大な人気を誇る栄養素です。
しかしながら、残念なことに葉酸は吸収されにくいタイプなのです。
そこで葉酸の吸収率がアップさせてくれる存在がビタミンB12です。
魚介類や肉類などに多く含まれているので、ぜひとも一緒に摂っていきましょう。
ルッコラには毒がある?
ピリッとした辛みと苦みがあるルッコラは、育った気候や土壌の状態によって味の成分が強くなったりするそうです。
「庭で育てていたけど、辛くてとてもじゃないけれど食べられない…もしかしたら毒があるのかも!?」なんて思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、ルッコラには毒性がないので安心して食べてくださいね。
ルッコラは胃炎にも効果ある?
対人関係や仕事の悩みなどで、ストレスを抱えることの多い現代人の胃腸はダメージを受けやすい臓器の一つです。
胃もたれを感じたり、痛みを感じたりなど症状は人それぞれにありますが、放置し続けることは体に良くありません。
ある程度の自己修復できる胃腸内の粘膜も、積み重なるダメージによって限界がきてしまいます。
胃炎で困っている人には、皮膚や胃腸の粘膜の健康を維持する働きがあるビタミンCをぜひとも摂っていただきたいです。
上記で紹介したように、ルッコラにはビタミンCが豊富にあるので胃炎で悩まされている人におススメの野菜です。
加熱で栄養成分は変わるの?
加熱によって損失しやすいと知られているビタミンCがありますが、加熱するとすぐに壊れるという話ではありません。
ビタミンCは、水溶性ビタミンに分類されています。その文字通り、水に溶けやすいビタミンなので扱いは手短に‼と身構えてしまうかも知れませんが、その性質を理解して上手く使いこなせば損失を抑えることができます。
その方法とは、「野菜を洗いすぎない・電子レンジを使う・スープでゆで汁ごと頂く」ことです。
ひどい汚れや泥まみれでない限り、野菜はサッと水洗いしましょう。
また、電子レンジを使う方法は調理器具の洗い物を減らすことができますし、時短になりますね。
さらに、スープでゆで汁ごと頂くことで、スープ内に溶けだしたビタミンCや他の栄養を摂取することができます。
特に難しいことは何一つないので、簡単にできますね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?名前を知っていても、自分で購入することはこれまでなかった人もルッコラの魅力を知られたのではないでしょうか?
もし手に入れる時がありましたら、この記事を思い返してみてくださいね。
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