京都の京野菜として有名な千筋京水菜、現在では全国でほぼ通年手に入る野菜になりましたが旬は冬!はりはり鍋が有名ですが青空レストランでは天ぷらにもしているようですね。
どのように栽培されているかなんとなく分かるかもしれませんが、その大きさには驚くかもしれません!千筋京水菜の栄養や一般的な食べ方、はりはり鍋の作り方など気になることを調べてみました。
千筋京水菜の栄養素は?
細い葉がたくさん伸びる姿から千筋菜、京都で古くから作られてきたことから京菜、水と土だけでぐんぐん育つことからきた「水菜」という呼び方が一般的かもしれません。
白と淡いグリーンの葉野菜ですが、実は緑黄色野菜でβカロテンも豊富な栄養たっぷりの野菜だそうです。
風邪の季節に嬉しいビタミンCも豊富で、カルシウムやカリウム、マグネシウムや鉄といったミネラルも豊富です。
葉酸や食物繊維も含まれていることから、美肌や便秘の解消といった女性に嬉しい効果も期待できる食べ物のようです。
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千筋京水菜の食べ方は?
しゃきしゃきのサラダを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、とにかくいろんな食べ方があります。
漬物やお浸し、油あげとの煮物は関西のおばんざいとして定番、炒め物や、肉や魚の付け合せにも向いています。
お鍋や炒め物に使う水菜は、水耕栽培で育てられたサラダ用の水菜よりも露地栽培の水菜を使ったほうがいいそうです。
見分け方は簡単、根元をみて土がついていたら露地栽培の水菜です。
千筋京水菜の栽培方法は?
全国で栽培されるようになった水菜ですが、生育の適温は15度~25度で秋から冬にかけて栽培し、冬から早春に収穫を迎えます。
大株に育てる場合には株を植える間隔を40cm以上あけ、霜や凍害を防ぐためにべたがけ資材などを利用します。
秋に種をまくと3~4日で発芽、何度か間引きをしながら株を大きくしていき、およそ30日~40日で草丈が25cm~30cmの小株とりといわれる収穫時期になります。
さらに大きく育てて大株どりとする方法もありますが、コンテナや家庭菜園で育てるには小株どりのほうが向いているようです。
直径40cm以上、重さ約1kg以上にもなる大株どりになると、見た目にもインパクトがあります。
葉もかたくなるので生食よりも漬物や加熱調理向きになりますが、水菜をどっさり使うハリハリ鍋などには最適で、栽培方法によって調理方法も変えたい野菜となっています。
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はりはり鍋の作り方とだしについて
はりはり鍋は鯨肉とその臭みをとるのに最適な水菜をいれたシンプルな鍋、鯨が手に入りづらくなってからは豚肉や鴨肉で代用されることが多くなりました。
はりはり鍋の「はりはり」は、水菜のシャキシャキとした食感を表した言葉なので、肉は代用できても水菜は絶対に外せないお料理です。
昆布でだしをとった鍋に、水菜と薄切りした鯨肉を入れて煮立ったらそのまま頂くスタイルと、だしを使わずに水菜からでる水分だけで鯨肉を煮て、醤油・酒・砂糖で味付けするスタイルがあるそうです。
お鍋というと温かいおだしで食べるスタイルのほうが馴染みがあるので、はりはり鍋のレシピを検索すると、だし汁に醤油・酒・みりん・塩で味付けしたものが一般的となっています。
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