グリーンピースとスナップエンドウとえんどう豆…この三つの元は同じということをご存知でしょうか?
この記事では、グリーンピースとスナップエンドウ、えんどう豆の違いについて栄養面や見た目、味、色、旬などの観点からみたものをまとめました。
これで豆知識が一つ増えますよ‼
それぞれの根本的な違いとは?
実は、三つとも同じマメ科のエンドウ属なので同じ植物から生まれています。
そして、えんどう豆の種類の中にグリーンピースとスナップエンドウがあるそうです。
そこから、どんな違いが生まれていくのかというと、未熟で柔らかな豆を食用にするものがグリーンピース、サヤと豆の部分を食用にするものがスナップエンドウ、そして完熟した豆を食用にするのがえんどう豆と分かれていきます。
食べる部位や、収穫時期のずれによって名称が異なるようですね。
余談ですが、スナップエンドウはアメリカ生まれでグリーンピースを品種改良したものだそうですよ。
それぞれの栄養の違い
それぞれβカロテン、ビタミンC、カルシウムなどが豊富に含まれています。
もとより同じ野菜なので、栄養素に大きな違いはないと考えてもいいと思いますが、グリーンピースはビタミンB1の含有量が豆類の中でトップ10に届くほどのものです。
意外にもあの小さな豆にはギュッと栄養が詰まっているのですね。
また、スナップエンドウはサヤごと食べることができるので、その分食物繊維が多く摂ることができますよ。
見た目の違い
グリーンピースとえんどう豆は、豆の色が若干違います。
若々しい緑色のグリーンピースに対して、えんどう豆は色が褪せているような感じです。
スナップエンドウは、ふっくらとした緑色のサヤが特徴で美味しく頂くとことができますよ。
味の違い
〈グリーンピース〉
シュウマイの上で鎮座しているのを避けられてしまうほど、好みが分かれてしまう野菜の一つですね。
苦みや渋みがあるというわけではないですが、苦手と感じている多くの人にとってパサついた食感と青臭さのコンボがアウトだそうですよ。
調理方法によって美味しく食べることができるそうなので、未だグリーンピースの美味しさをご存知でない人は、ぜひとも検索してみてください‼
〈スナップエンドウ〉
ほんのり甘く、肉厚でシャキシャキとした歯ごたえのあるのが魅力的。
クセがないのでとても食べやすいです。
お子さまにも食べやすい野菜なので、軽く塩茹でしたものをオヤツにしてみてもいいかもしれませんね。
〈えんどう豆〉
クセがなく、香りが良くてほっくりとした食感です。
豆ごはんや卵とじだけでなく、みつ豆や豆大福などの和菓子にも使われていますよ。
色の違い
どれも命が芽吹く清々しい春の季節を色で表したかのような、爽やかな緑色をしています。
サラダや肉料理の付け合わせとしてだけでなく、ご飯と一緒に炊き合わせたりスープにしたりなどメインとしても活躍できる野菜なのです。
旬の違い
品種に違いはありますが、どれも同じ野菜なので旬の時期は春から夏の始めの間となっています。
冷凍品や缶詰、ハウス栽培もされているので通年手に入れることができますが、やはり露地栽培のもので旬を迎えたものの方が季節感や、そのものの味わいを噛みしめることができると思いますよ。
さいごに
少しでも違いが伝わったらいいなと思いますが、いかがでしたでしょうか?
実際に見たり、口にしてみたりしないと分からないこともあるので、ぜひ食卓に上げてそれぞれの違いをご自身で感じてみてくださいね。
コメントを残す