グリンピース、えんどう豆、豆苗…これらの共通点は何か分かりますか?
実は、同じ種類の野菜からできているのです‼
収穫の時期を早めたり、遅らせたりすることで違いが生まれるそうですが、まるで別々の食物に思えてしまいますね‼
今回の記事で取り上げる「さやえんどう」も、なんとグリンピースやえんどう豆、豆苗と同じ種類です。
面倒な筋取りは必要なのかどうか、取り方のコツや旬の時期などについて、さやえんどうのたくさんの情報をまとめました。
さやえんどうの筋は取るの?取らないの?
子どもの頃にしたお手伝いといえば、何を思い浮かべるでしょう?
私の場合は、さやえんどうの筋取りです。
実は大人になっても頼まれるこの作業なのですが、本当に必要なのかと思ったこともしばしばありました。
調べたところ、筋の部分も食べられるということが分かりました。
問題は食感が悪くなる点ですが、ものを噛み切る力の弱いお子さんや、お年寄りの方にとって筋の部分は食べにくいとのこと。
さやえんどうの筋取りは、食事を美味しく楽しく頂くための基本的な下ごしらえとしてきちんと行うことをおススメします。
取り方のコツ
最初に、筋がある方にヘタをぽきりと折ります。
次に、さやえんどうのオシリの方までスッと引っ張って筋を取っていきます。
この際に一筋が気持ちよく取れたらスッキリしますが、途中で途切れてしまってうまく取れないこともありますよね?
その時は、ヘタを折ったように、オシリの方もぽきりと折って同じように筋取りをしていきます。
ちょっとした手間ではありますが、「美味しい」という一言やそれを思い浮かべると何千本といけちゃいますね。
旬の時期と産地
ハウス栽培されているので、通年手に入れることができます。
その中でも、春から夏の始まりにかけての間が最も多く流通するので、4月から6月が旬の時期といえます。
さやえんどうの収穫量が多い地域は、鹿児島県、和歌山県、愛知県などがトップクラスです。比較的暖かな土地で栽培されているのですね。
美味しいさやえんどうの見分け方
色鮮やかな緑色をしたものはもちろんのこと、みずみずしく新鮮なものを選びましょう。
ハリがなくグニャグニャしたものは鮮度が劣化している証拠です。
そして、豆の形にも注目します。育ちすぎた大きな豆は硬いので、豆が小さいものを探します。
栄養価
血圧の調節を担うカリウムを筆頭に、免疫を強化するβカロテン、ビタミン類の中では、骨や動脈の血管の健康維持に欠かせないビタミンKと、ストレス軽減・美容の栄養素として有名なビタミンCが多く含まれています。
緑黄色野菜なので、たくさんの栄養がギュッとつまっているということが分かりました。
保存方法
保存する際は、冷蔵庫の野菜室へ保存します。
乾燥が苦手なさやえんどうは、保存袋などに入れます。濡らしたキッチンペーパーなどに包んでから入れると、さらにシナシナを防ぐことができますよ。
保存できる期間は3日程度と短めなので、早めに使い切りましょう。
ちなみに、サッと下茹でをした後きちんと水気を取って保存容器などに入れると冷凍保存をすることもできますよ。
用途に分けて保存すると、調理の際に便利ですね。
冷凍すると2ヵ月ほど保存できるそうなので、余ってしまった場合にぜひとも活用したいですね。
さいごに
新緑を思わせる爽やかな色味を持つさやえんどうは、炒め物やサラダ、汁物など多岐にわたって活用できる野菜です。
栄養もたくさんあるので、毎日の食事に取り入れていきたい食材の一つでもあります。
いろいろなメニューに組み入れてみてくださいね‼
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