オクラの栄養は加熱や冷凍や生で変化する?妊婦が食べる量は多くても大丈夫?

オクラは、夏バテして食欲がガタ落ちした体に効果があるだけでなく、妊婦さんにもおススメの野菜の一つです。

栄養満点のオクラにどんな栄養効果が期待できるか、またカロリーや加熱した場合と、冷凍処理した場合の変化についてなど、多方面から見たオクラの効果について紹介したいと思います。

オクラの栄養と効果効能は?

81fccaafe2ffe3238df8625d92ff395e_s

オクラの栄養で特化しているのは、ビタミンKと葉酸です。

ビタミンKは、出血したときに血液を固める働きをサポートしてくれます。

また、血液だけでなく、骨や歯などの形成の役割も果たしているので、欠かすことのできない栄養素の一つといえますね。

葉酸は、血液を作り出すのに必要不可欠な栄養素の一つです。

それだけでなく、DNAを作ったり細胞を再生させたりするなど、重要な働きをする役割を担っています。

これらのことから、妊娠期間中は積極的に取り入れて入れるように推奨されています。

緑黄色野菜の一つであるオクラは、体内でビタミンAに変化するβカロテンが豊富に含まれています。

パソコンやテレビ、携帯電話など、現代人は目を酷使させている生活を送っていますよね?

そんな目の健康を保つために欠かせないのが、ビタミンAです。

アンチエイジングや美容効果の印象が強い栄養素ですが、ドライアイや目の疲れを和らげる効果もあるので、積極的に摂取したいものですね。

さらに、オクラのあの特有のネバネバは、ペクチンという食物繊維を含有しています。

ペクチンは、コレステロールや血圧の値を下げる効果が期待されています。

食物繊維なので、整腸作用も期待できますね。

野菜なので低カロリーですし、さまざまな健康効果が期待できるので、食欲が落ち気味な暑い日にはうってつけの存在です。

オクラは加熱や冷凍に弱い?

オクラに含まれているビタミンKや、βカロテンは脂溶性ビタミンに分類されています。

つまり、炒め物やマヨネーズなどオイルが入っているドレッシングなどと一緒に摂ると、効率よく栄養摂取できるとわけですね。

傷みやすいのが欠点であるオクラですが、冷凍保存すると一カ月程長持ちしてくれます。

保存方法は、産毛を処理したオクラを冷凍保存用の袋に入れて、冷凍庫に入れるだけという簡単な方法です。

ここで小口切りにして保存すると、調理の際に便利ですよ。

妊婦の食べる量は?食べ過ぎはヤバい?

妊娠前に比べて便秘になりやすくなったり、貧血気味になったりなど生活習慣や体質が劇的に変わる妊婦さんに、オクラが持つ栄養は大きなサポーターになります。

スーパなどで売られている一袋には、8~12本ほどのオクラが入っていて、約100グラムに
なります。

100グラム摂取すると、妊婦さんが一日に必要な葉酸の約4分の1の量を摂ることができるそうですよ。

ここで気を付けたいのは、葉酸の過剰摂取です。

確かに、胎児の健やかな成長に欠かすことのできない栄養素ですが、たくさん摂ると体を害してしまいます。

過剰摂取は発熱や痒み、呼吸困難などを引き起こす危険があるので適量を摂りましょう。

さらに、夏野菜であるオクラは体を冷やす効果もあるので、注意が必要です。

胃腸が弱い人が多量に食べてしまうとお腹を下してしまうおそれがあるので、気をつけたいところですね。

生でも食べられるの?

オクラは生でも食べることができます。

マヨネーズにつけたり、カットしてサラダに加えたりするのもいいですね。

産毛は食感を悪くしてしまうので、下処理をしてからいただきましょう。

さいごに

夏は体の不調が起きやすい季節です。

オクラのネバネバで、うだるような暑さを乗り越えましょう‼


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください