NHKあさイチで紹介された鳥取の日光生姜について調べてみました。
このしょうがを購入する方法として通販で買えるのか?もしくは生姜の専門店があるのか?などいろいろと紹介します。また生姜には様々な種類があるようです。
鳥取日光生姜の特徴は?
鳥取市の気高町は古くからしょうがの産地で、その歴史は400年にもなるそうです。
江戸時代に鹿野城主となった亀井茲矩が、朱印船貿易で東南アジアから生姜を持ち帰ったこと始まりとされています。
気高町の日光地区という小さい集落で栽培される日光生姜は、4月に定植して11月頃に収穫されます。
栽培方法は、化学肥料や農薬を極力使わない「鳥取県特別栽培農産物」として生産登録されています。
極力農薬をまかないというのは、農作業として大変な労力です。
手作業で虫がついていないかを広い畑で生姜を一つ一つ見ていき、夏場は虫だけでなく大量に生えてくる雑草も抜いていかなければなりません。
手間暇のかかる栽培の後、日光生姜の最大の特徴は収穫後の熟成方法です。
「生姜穴」と呼ばれる天然の保存庫でおよそ5ヶ月もの間貯蔵されます。
生姜穴の気温は15度で湿度が90%と生姜に適した環境で、サラサラの土の中で悪いものは自然と土に吸収されることで、美味しい生姜になるそうです。
こうして出来た日光生姜は香りとコクが豊かで、特に「香りが断然違う」とプロの調理人からも指名をいただくほど美味しい生姜となります。
鳥取日光生姜は通販で買える?
「日光農産」がインターネットで通販をしているようです。
自然熟成の鳥取日光生姜、4kgの箱で税込み4,000円と箱買いはお得感があります。
150gの5袋セットで税込み900円、1袋なら200円となっています。
手間ひまかかったプレミアム生姜、配送量はかかりますが価格はお手ごろなのではないでしょうか。
しょうがの種類は?
現在日本で栽培されている生姜は、大生姜、中生姜、小生姜の三種類に分けられます。
大生姜は晩生種で茎も葉も大きく成長し、大きな株が収穫後に貯蔵され、年間を通して一般的な野菜売り場などに置かれている種類です。
中生姜は大生姜に比べるとやや小さめで、辛味が強い特徴があり、貯蔵せずに漬物や加工品に主に使用されます。
小生姜は早生種で小ぶりの生姜で、辛味が強く、主に早採りで葉生姜やはじかみなどにされるのが一般的です。
香りとコクがあり一般のものより小ぶりと言われる日光生姜ですが、分類は大生姜となります。
400年の歴史をもつ先祖代々の「原種の生姜」ということで、品種改良などは一切手を加えずに大切に作られているそうです。
しょうがの専門店はある?
「温活」という言葉もあるくらい女性に人気の生姜料理、東京都内などには生姜専門店なども出来ています。
新宿東口から徒歩3分の「しょうが料理のお店 くう」では、あらゆる生姜メニューを楽しめる「生姜尽くしコース」があるそうです。
接待やデートでも生姜を食べて欲しいという「しょうがの香り 六本木店」では、生姜の旨みと香りが溶け込んだ出汁で食べるしゃぶしゃぶは何ともいえません。
テレビの企画で生姜料理のお店No.1に輝いた恵比寿の「凛音」では、名古屋コーチンでとった出汁を使った「あさぎり豚のしょうが鍋」が人気で、生姜とお鍋の相性は間違いないようです。
お料理だけでなくスイーツというジャンルもありで、有楽町には「銀座のジンジャー」というジンジャーシロップの専門店があります。
1階が売り場で2階がカフェになっており、ジンジャーパンケーキやかき氷がありますが、自家製ジンジャーエールは飲んでおきたいところですね。
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