淡路島の名産品と聞くと、まず挙がるのはタマネギだと思います。
しかし実は淡路島はレタスも有名なことをご存じですか?冬場の出荷量は全国でも上位になるそうです。
鉄腕ダッシュでも紹介される淡路島レタスの特徴や旬(時期)、レタスの種類や栄養素、保存方法など調べてみました。
淡路島のレタスの特徴と旬の時期は?
「淡路島のレタス」は兵庫県のレタスの95%のシェアを誇ります。特徴は甘みがあり、香りがよく、“シャキシャキ”とした食感は超一級品だそうです。
淡路島のレタスは市場に出る物がほとんどで、意外と地元で売っているレタスは徳島県産だったりするそうです。
主な出荷先は京阪神市場や、京浜市場、中京市場、北陸市場など、全国へ出荷しているということでした。
レタス栽培は約1800戸の農家が役1180㏊を作っていて、12月までに収穫する物と1月から3月に収穫する春穫りがあり、出荷期間は9ヶ月にも及ぶそうです。
秋冬栽培の産地として出荷量、品質ともに日本一だそうです。
レタスって何種類あるの?
レタスと呼ばれている物はキク科アキノノゲシ属の植物の中で「チシャ」という分類に入り、その葉を野菜として食べます。
一般的には玉レタスやサニーレタスをはじめ、サラダ菜などいろいろな種類があり、それらを総称してレタスと呼んでいます。
レタスの仲間には大きく分けると4つのタイプがあるそうです。
まず一つ目は、掻きチシャまたはカッティングレタスと呼ばれる物で、茎から葉を掻き取るタイプです。
サンチュなどがこの種類にあたります。
二つ目は、葉がほとんど巻かず、立っている立ちチシャと呼ばれるもので、代表的なものはシーザーサラダなどでお馴染みのロメインレタスがあります。
三つ目は、丸くないリーフレタス、サニーレタスや、グリーンリーフなどの種類です。そして四つ目は、玉レタスといって、普段よく見る一般的なレタスです。
レタスに栄養は無い?栄養素は?
普通の一般的なレタスと呼ばれるものはこれといって飛び抜けて多く含まれている栄養素というのはないそうですが、サニーレタスや、サラダ菜は典型的な緑黄色野菜に分類され、βカロテンを沢山含んでいます。
普通の玉レタスでβカロテンが100グラムあたりに240μgなのに対し、サラダ菜のβカロテンは2200μg、グリーンリーフが2300μg、サニーレタスが2000μgとかなりの差がありました。
他の栄養素についてはどれも同じくらいの数値でした。サラダで食べるならサニーレタスやサラダ菜がいいかもしれませんね。
レタスの保存方法は?冷凍できる?
レタスは日持ちが悪く、鮮度が落ちると苦みが強くなってしまいます。なのでなるべく早く使い切るのが良いのですが、保存する場合は、余分な水分があると傷みやすくなるので、水気をよく切り、ビニール袋に入れるか、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。
長持ちさせるコツは、芯の部分に水を含ませたキッチンペーパーを当てるなどして芯だけをぬらした状態で保存すると良いそうです。
そして一度に使い切らない場合は外側から綺麗に葉をはがして使うことも大切です。
冷凍する場合は、洗って水気を良く切り、適当な大きさにちぎった物をポリ袋などに入れ、保存します。
冷凍したレタスは生食にはむきませんが、炒め物やスープなどの加熱調理にはそのまま使えるのでとても便利です。是非試してみてください。
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