ロマネスコの栄養価と旬はいつ?食べ方は生食でいいのか茹でた方がいいのか?

ロマネスコという野菜をご存知でしょうか?名前を知らなくても、もしかしたらスーパーなどで見かけられるかもしれません。

その見た目はかなり独特で、個人的にはまるで恐竜の皮膚のように感じてゾワゾワします。

今回は、そんな摩訶不思議な野菜「ロマネスコ」の栄養と旬について取り上げ、さらに気になる食べ方についても紹介していきます。

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ロマネスコの栄養価は?

なんといつも頼りにしている2015年版の日本食品標準成分表にロマネスコは掲載されていませんでした‼

それでも何とか情報を集めて調べてみると、分類上では同じであるカリフラワーのようにビタミンCとカリウムが豊富に含まれていることが分かりました。

ビタミンCは美容と関連するイメージが強いですが、喉や鼻の粘膜の健康を守ったり、鉄分の吸収率を上げたり、精神的または体感的ストレスの抵抗を強化するサポート役も担っています。

また、血圧の調整で知られているカリウムは、筋肉の正常な収縮を維持し、骨を丈夫にする作用があります。

多くの女性を悩ませるむくみの予防や改善にも役立っていますね。

ロマネスコとブロッコリーの違いは?

双方の歴史をさかのぼると、カリフラワーとブロッコリーとのかけ合わせがロマネスコの誕生とされていたり、同じ元からの派生だったり突然変異だったりと諸説あります。

「カリフラワーの一種」という分類が現在のロマネスコの立ち位置です。

ブロッコリーと、その突然変異種であるカリフラワーの栄養成分を比べてみたところ、食物繊維やビタミンC、カリウムなどの成分を除けば大差はありませんでした。

と、いうことは「カリフラワーの一種」であるロマネスコも、ブロッコリーとは何かしらの差異はあるとは思いますが、栄養成分上での大きな差はないと考えられますね。

ロマネスコの旬や味は?

ロマネスコが美味しく食べられる時期は、11月から3月の終わり頃だそうです。

見た目が似ているカリフラワーやブロッコリーと同じように冬の野菜なのですね。

気になる味ですが、ロマネスコの食感はカリフラワーのようだといわれています。

しかし、味はブロッコリー寄りだそうなので何だか不思議な野菜ですね。

ロマネスコの食べ方は生食がいい?

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カリフラワーやブロッコリーと同じように、茹でたり煮たりして火を通してから食べます。

先述したように、味がブロッコリーに似ているのでシンプルに茹でてマヨネーズにつけて食べても美味しいかもしれませんね。

また、あえて火を通さずに花蕾を一口サイズに切ってそのままサラダにして食べることもできるそうです。

クセがなくて、コリコリとした食感があって食べやすいみたいですよ。

ちなみに、発祥の地であるヨーロッパではピクルスにしたり、パスタに和えたり、肉料理の付け合わせとして出されたり、スープにすることが多いそうです。

熱に弱いとされている栄養成分も、スープにしたら逃さず摂取することができますね。

さいごに

ロマネスコは、発祥の地がドイツだったりイタリアだったりと明確にされていないとのこと…。

見た目だけでなく、その起源も謎に包まれていてとてもミステリアスな野菜ということが分かりました。

ロマネスコの特徴的な見た目を活かした料理は、視覚的にも楽しめる一品になること間違いなしの野菜なので、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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