初心者向けの家庭菜園といえばトマト、ナス、キュウリ、ピーマン…などを思い浮かべるでしょうか?
実はラディッシュも初心者に易しい野菜の一つで、別名「二十日大根」と称されるくらいに成長が早く、すぐに収穫できる野菜なのです。
あの赤い部分だけが食卓の彩りを高めてくれるだけでなく、葉の部分も食べられるので捨てるところがほぼないと言っても過言ではありません。
この記事では、そんな魅力が満載のラディッシュの栽培において失敗しないコツと間引きのタイミングについてなど紹介していきます。
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ラディシュの栽培で失敗しないコツは?
土が乾かないように水はたっぷりと与えます。
ただし、水の与えすぎは根の部分が割れてしまうので、適度にしましょう。
間引きは数を減らしてしまうので、少しもったいない気がしますがある程度の間隔があるとラディッシュが大きく成長してくれます。
また、種まきからしばらくすると赤い根元が浮き上がってきます。
最初からまん丸の形ではなく、頼りない状態なので根元に土をかぶせましょう。
株が盛り上がってくるようになったら、収穫の時期の目安です。
「もう少し大きく育ってから収穫したい」と欲を出すと、赤い根にヒビが入ったり中身がスカスカになったりしてしまうので思い切って収穫しましょう。
特に難しい栽培方法がなく、成育期間も短いという点で初心者向けの野菜とみなされていますが、ラディッシュにとって環境のいいものでなければ失敗してしまうこともあるのです。
ラディシュの栽培で間引きの時期(タイミング)はいつ?
種まきをしてから、一週間ほどで発芽をして毎日どんどん成長していきます。
葉っぱが四枚になったら、元気なものを残して引き抜いていきましょう。
この時、根元をはさみで切っても間引くことができますよ。
この処置をすることで、一つの芽に栄養が十分に回るので美味しいラディッシュへと成長していきます。
ラディシュの栽培で虫の駆除はどうする?
人にとって美味しいものは、青虫やアブラムシなどの害虫にとっても美味しいものです。
しかし、それらが密集してうごめいているところなんて見たくありませんよね?特にアブラムシがビッシリくっついているなんて想像するだけでゾワゾワしてしまいます。
何よりラディッシュの育成に関わるので、対策はきちんとしたいものです。
有機栽培にも使うとこができる薬剤もありますが、葉の部分も食べるから薬剤は遠慮したいという場合はホームセンターで売っている防虫網で隔離させながら育てましょう。
ラディッシュの育て方で連作は出来る?土についても
連作とは、同じ場所に同じ野菜を育てることを言います。
病原菌が増えたり土の養分が不足したりするので、野菜の生育が悪くなってしまうことがあります。
ラディッシュは連作障害に強く、そのままの状態から種をまいても問題はありませんが、前回のラディッシュ達に土の養分を吸い取られているので、改めて肥料を混ぜ込むことをおススメします。
さいごに
形が歪だったり大きさに満足がいかなかったりしても、そこが家庭菜園の醍醐味であり楽しいところです。
自身が手塩に育てたラディッシュは格別な美味しさですし、食卓も華やかになるので挑戦してみてはいかがでしょうか。
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