七味唐辛子の栄養成分と中身は?効果は食べ過ぎると危険性あり?

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ラーメンや丼もの、豚汁などのおいしさを引き立ててくれる七味唐辛子。

日本生まれの調味料で、その歴史は江戸時代から続いているそうです。

この記事では、長く引き立て役を担っている七味唐辛子の栄養成分とその中身について詳しく掘り下げていきたいと思います。

七味唐辛子の栄養成分と中身の種類について

〈栄養成分〉

栄養はないというわけではありませんが、辛みが強いので栄養摂取という役割は果たせないので、あくまでも料理の味の引き立て役として活用しましょう。

〈中身〉

七味唐辛子の中身は、実は必ずしも七種類と定められていません。

赤唐辛子をメインに、ケシの実・胡麻(白黒様々)・麻の実・山椒・生姜・陳皮(みかんの皮)などがブレンドされていますが、地域によっては海苔、シソ、菜種などを加えることもあるそうです。

食べ過ぎると危険?その効果効能は?

〈食べ過ぎるとどうなるの?〉

料理にピリリとしたアクセントを加えて食事を楽しませてくれる七味唐辛子。

辛党の人なんかはドバドバとかけて食べたりするのが好きだと思いますが、やはり食べすぎは体に良くありません。

辛みによる刺激はクセになりますが、胃腸にかかる負担が大きいので多量摂取は危険です。

また排便の時は相当痛みを感じるそうなので、あくまでもスパイスとして取り扱いましょう。

〈どんな効果機能があるの?〉

七味唐辛子には辛み成分のカプサイシンが含まれているので、発汗作用・代謝の活性化の効果が期待できます。

他の材料にも効果機能があるので紹介します。

・赤唐辛子…血行促進、冷え性改善、食欲増進。

・ケシの実…骨粗しょう症予防、骨や歯を丈夫にする。

・胡麻(白黒様々)…二日酔い予防、認知症予防。

・麻の実…貧血予防、動脈硬化予防。

・山椒…肩こりや神経痛の改善、整腸作用。

・生姜…抗酸化作用、血行促進。

・陳皮(みかんの皮)…美肌効果、肝機能の改善、リラックス効果。

…さすがに七種のものがあると万能薬さながらの効果がありますね。

七味唐辛子の作り方は?

七味唐辛子は家庭でも作ることができるので、食物アレルギーがある人も安心して口にするものを作れます。

作り方は意外と簡単で、赤唐辛子を主体に自分の好きな香辛料を加えると完成します。

ゴマを加える際に、少しすりつぶしてから加えてみると風味が深くなっていいかもしれませんね。

自分の口に合う日頃から使っている七味を応用してオリジナルのものを作ってみてはいかがでしょうか?

国産七味唐辛子で人気なものはどれ?

一言で七味調味料と言いますが、取り扱っているお店はたくさんあります。

楽天市場ではどんなものが人気商品なのか調べてみました。

※2017年7月調べ

1位:黒煎り七味 (エスビー)

調味料やカレーを取り扱っているヱスビー食品。

堂々の1位でした。

業務用なので1キロあります。

2位:七味唐辛子 中辛 (やげん堀)

やげん堀は、1625年から続く長い歴史を誇る東京にあるお店です。

楽天市場には丁寧に各素材の効能の説明まで掲載してあります。

3位:京七味 (京都森勝)

京都にある唐辛子を専門に取り扱っているお店です。

個人の辛さの好みに合わせてブレンドしてくれるそうですよ。

さいごに

七味唐辛子は私たちの体を温めてくれるだけでなく、小袋に入れて米びつに入れると防虫効果も発揮してくれます。

ある時はダイエット食品の一つとして扱われていたそうですが、あくまでも調味料としての分量で食事を楽しみましょう。


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