トマトの栄養価は加熱で減少?ジュースや缶詰も効果効能の成分は同じ?

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トマトの詳しい栄養成分を知らない人でも、美容にも健康にもいいというイメージをすでに持っているのではないでしょうか。“トマトが赤くなると医者の顔が青くなる”“トマトのある家に胃病なし”といったことわざがあるほどトマトは栄養抜群の野菜です。

 

トマトの栄養価は加熱で減少するのでしょうか?またジュースや缶詰の栄養成分はどうなんでしょうか?効果や効能に違いがあるか調べてみました。

 

栄養効果があることは分かっていても、独特の食感や酸味のある味は好き嫌いがはっきり分かれる野菜でもあります。調理方法や選び方を知ることで、この栄養価の高い野菜をぜひ味方につけたいところです。また、効能や保存方法についても紹介します。

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トマトの栄養成分は?

 

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トマトはビタミンA,B,C,E,Kといった数多くのビタミン、カリウムやマグネシウムといったミネラルを含み、トマトの酸っぱさの元になっているクエン酸も含まれています。

 

 

トマトは緑黄色野菜でもあり、特徴的な栄養成分βカロテンやリコピンも多く含んでいます。

 

 

トマトの赤はリコピンの赤といわれるように、すべての野菜の中でトマトが一番多くリコピンを含んでおり、トマトといえばリコピンと言ってもいいくらいの栄養素です。

 

 

水分量も多く食物繊維も豊富でカロリーも控えめです。

 

 

最近の研究では新たに脂肪酸の一種である「13-oxo-ODA」という成分が発見されるなど、その栄養パワーは今だに計り知れないようです。

 

 

また、ジュース缶などの缶詰は良い部分と悪い部分があります。良い部分は生で食べるトマトよりも、リコピンの量が2倍~3倍あるのと旨み成分のグルタミン酸が多いことです。悪い部分は、ナトリウムの量が生より多くなっていることと缶詰内部のコーティング部分にビスフェノールAという物質が含まれていることです。

 

ビスフェノールAという物質はトマトの酸で溶け出すようですが、主に生殖器系と神経系に影響するようです。もちろん缶詰一個でいきなり影響が出るわけではなく、過剰に食べ続けると悪影響があるということです。気にされる方は生で食べましょう。

 

 

トマトの栄養効果・効能は?

 

トマトの栄養効果

 

リコピンやβカロテンが含まれていることで、美白やしわにダイエットといった美容面に大きな効果が期待されているだけでなく、色々な疾患への効果もあるそうです。

 

 

花粉症や喘息にハウスダストといった呼吸器官の症状を軽減させたり、がん予防や動脈硬化などの生活習慣病に対しても効果を発揮します。

 

 

豊富なビタミンに酸味のあるクエン酸は胃腸の調子を整えてくれたり、疲労回復の効果もあります。

 

 

トマトのバランスのいい栄養素は、むくみの改善や血糖値の上昇を抑えたり、二日酔いにまでその効果を発揮したとの実験結果もあるようです。

 

 

トマトの効能

 

トマトに含まれるリコピンの強力な効能は抗酸化作用で、体内の組織を錆びさせてしまう活性酸素を消す働きをしてくれます。

 

 

血管が錆びれば動脈硬化、細胞内のDNAが錆びればガンになります。

 

 

健康を害する根本的な原因とも言える活性酸素を消去する働き、注目されないわけがありませんね。

 

 

リコピンだけでなく、バランスよく含まれているビタミンは、コラーゲンの生成を助け、皮膚の粘膜を保護し、毛細血管に働いて皮膚に栄養を送るといった美容面で大きな働きをしています。

 

 

豊富な食物繊維を含み、ダイエット作用があると注目されていましたが、新たに発見された新成分の“13-oxo-ODA”には脂肪燃焼作用があるということで今後の研究がさらに期待されています。

 

 

トマトの雑学

 

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世界各国で栽培されているトマト、南米のアンデス山脈近辺で生まれ16世紀頃にヨーロッパに伝わってから日本には江戸時代にやってきたそうです。

 

 

トマトは最初は食べず観賞用として花のように扱われており、食べるようになったのは明治以降と意外と最近のことです。

 

 

トマトの学名は「オオカミのモモ(狼の桃)」で、食用としてしられるまでは毒がある恐ろしい植物とされており、恐ろしい動物が食べるようなものという説があります。

 

 

真っ赤に熟した果実は、美しく妖艶で観賞用にされるくらいですから納得です。

 

 

日本ではトマトは野菜として扱われていますが、19世紀のアメリカではトマトを野菜と果物のどちらかなのかを決める裁判が行われています。

 

 

果物と野菜で税金の額が変わるためで、その判決は最高裁にまで持ち越された結果、野菜と判決されました。

 

 

トマトでも裁判とはアメリカらしいですが、トマトが野菜か果物かという疑問は世界共通なようです。

 

 

トマトの保存方法

 

トマトを美味しく保存するには熟し具合を確認することが大切です。

 

 

真っ赤に熟しているものは、袋やラップをして冷蔵庫で保存し、青みの残っているものはヘタを下にしてかごなどに入れて常温で置いて追熟させます。

 

 

袋やラップをするのはトマトからエチレンガスが発生するためで、他の野菜を早く熟させてしまうそうです。

 

 

冷凍保存もでき、赤く熟したものを冷凍すると、水で洗うだけで皮がするりとむけるという利点まであります。

 

 

水洗いして水気をしっかりふき取り、扱いにくくなるため切らずに丸ごとラップで包んで冷凍します。

 

 

解凍後は生食ではなく、ソースや煮込み料理などが向いており、約2カ月ほど保存可能だそうです。

 

 

美味しいトマトの選び方

 

トマトは真っ赤に熟しているものほど栄養価が高く、美味しいとされています。

 

 

皮に色むらがなくツヤとハリがあり、ヘタやガクも濃い緑色のものが新鮮です。

 

 

持ってみてずっしりと重たいもの、お尻の部分の放射状の線がはっきりしているところまで確認できたらいいですね。

 

 

トマトの栄養効果の高い食べ方・調理方法は?

 

生で食べても美味しいですが、加工食品のほうが吸収できる栄養価が高くなるそうです。

 

 

トマトは加工用と生食用で栽培方法や品種なども変わりますが一番の違いは完熟度です。

 

 

真っ赤に熟してから収穫する加工用トマトは、生食用トマトに比べてリコピンは約3倍、β-カロテン、ビタミンCは約2倍、食物繊維は約1.5倍とも言われています。

 

 

生食用で余ったものや傷付いたものを加工品としているわけではなく、加工用に栄養価が最高の状態になるときに収穫しているということは、あまり知られていないのではないでしょうか。

 

 

トマトに含まれる注目の栄養素、リコピンを効率よく吸収するには加熱と油での調理方法がおススメです。

 

 

リコピンは脂溶性で油に溶ける性質があり、加熱するだけで吸収率は生で食べる場合の1.3倍、オリーブオイルで煮込んだトマトは4倍にも跳ね上がるそうです。

 

 

加工食品のトマトを使った煮込み料理などは、もっとも栄養効果が高いのではないでしょうか。トマトの栄養成分は加熱により減少するのではなく吸収されやすくなる様です。ダイエット効果があるリコピンは加熱で吸収率が3倍になります。

 

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