アスパラガスの栄養素と電子レンジを使った茹で方は?皮の下処理の方法も

アスパラガスってどんな栄養素が含まれていてどんな効能があるかご存じですか?

とても栄養価が高くて健康にいい食べ物なんです。

電子レンジを使った簡単な茹で方や皮の下処理の方法を紹介していきます。

アスパラガスの栄養素と効能は?

アスパラガス

アスパラガスは古くから疲労回復効果の高い食材として知られています。

アスパラガスにはアスパラギン酸という栄養素がこの疲労やだるさの回復に関係していると言われています。

このアスパラギン酸はグルタミン酸によく似ているアミノ酸で、アスパラギン酸カリウムはアスパラガスの旨み成分だけでなく、糖質の代謝を促進して疲労を取る作用があります。

この成分はよく健康ドリンク剤にも使用されているそうです。

また、細胞内にカリウムを補給する重要な役割を果たしています。

他にも、アスパラガスに含まれるビタミンB群の一つである葉酸はたんぱく質とDNAの合成に働き、細胞分裂や発育を促す他、赤血球を作る役割も持っています。

葉酸と言えば妊婦さんにお勧めの栄養素としても知られていますね。

そしてもう一つ、アスパラガスの栄養素で見逃せないのが、穂先の部分に多く含まれているビタミン様成分のルチンです。

ビタミン様成分というのはビタミンと同じ働きをする成分で、ルチンはビタミンPの仲間の一つと言われています。

このルチンは毛細血管を丈夫にしたり、血圧を下げる効果があるほか、有害な活性酸素を除去する抗酸化作用があるんです。

アスパラガスはミネラルも豊富で、コバルトという赤血球増加作用のある成分が他の野菜に比べて沢山含まれています。

鉄も含まれているので貧血にいい野菜でもあります。

その他、中国では肝臓や腎臓にもいいと言われているそうです。

電子レンジでの茹で方は?その時間も

アスパラガスを調理する時、だいたいは炒めたり、下ゆでしたものをサラダに使ったりすることが多いと思いますが、アスパラガスを茹でるのにお湯を沸かすのも面倒ですし、お湯で茹でるとそれだけ栄養素もお湯に溶け出してしまいます。

そんな時におすすめなのが電子レンジでチンする方法です。

まずは炒め物をする場合です。

炒め物でもアスパラガスが柔らかくなるまで炒めると焦げてしまう可能性があります。

なので少しだけ電子レンジにかけると調理も楽になります。

まずはアスパラガスを下処理してラップに包みます。

ラップに包む際はギュッと覆ってしまわないで、ふんわりと包んでください。

そして600W1です。

サラダに入れる場合は約2ほど電子レンジにかけます。

できあがったらすぐに冷水にさらしてください。

こちらはあくまで目安です。

電子レンジのメーカーやワット数で時間が変わってくるので少しずつ足しながら調節してください。

茹でた後の皮はどこまで剥くの?処理方法は?

アスパラガスは茹でた後よりも茹でる前に下処理をします。

まず、アスパラガスは穂先に行くほど柔らかいですよね、根元は固いです。

たまに筋が残っていて失敗した!ということがあるのではないでしょうか?

まず買ってきてアスパラガスを袋から出したら手でパキッと割れるところを探します。

パキッと割れた根元の方はある程度筋が残っていて硬い部分になるので、こちらの皮を剥きます。

中の白い部分だけになるくらい大胆に切った方がおいしく食べられると思います。

皮を剥くのは包丁でもピーラーでもかまいません。

こちらに動画付でアスパラの下処理方法が紹介されているので是非チェックしてみてください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください